盲目のベネズエラ少年、ワールドカップのステッカーアルバムを点字に変換

[1/3] 2022 年 11 月 8 日、ベネズエラのバルキシメトでアルバムを確認する、2022 年 FIFA ワールドカップ カタールのパニーニ カード アルバムを点字化した視覚障害のある少年、セバスチャン フィロラモ君（12 歳）。ロイター/ケレン トレス

バルキシメト、ベネズエラ、１１月１０日 ［ロイター］ - ベネズエラの全盲の１２歳のサッカーファンが、サッカーワールドカップのステッカーに点字を追加するという流行に参加する方法を見つけた。

西部の都市バルキシメト出身のセバスティアン・フィロラモさんは、両親と学校の教師の支援を受けて、数か月前にアルバムのステッカーを購入し、点字機械でラベルを貼るという取り組みを始めた。

赤ちゃんのときに視力を失ったフィローラモさんは、「私の父は天才で、何でも考えます」と語った。 「彼は私にこう言いました。『アルバムに詰めたいですか？それならアレンジしてみましょう』と。」

フィローラモさんは、コレクション用のステッカーをカスタマイズする際、透明な粘着紙を使って点字で名前と番号を書き、その後、父親が正方形の端に接着剤を塗るのを手伝って、選手のカードをアルバムの中に入れるように指導したと語った。 。

11月20日に開幕するカタール・ワールドカップのアルバムを完成させるには、約600枚のステッカーが必要となる。

「セバスチャンはいつも素晴らしいアイデアを思いつきます」と、カードにラベルを付けるのを手伝った少年の教師であるヨヘリス・ネロは語った。

「私は彼を手伝うことに同意しましたが、先に宿題を終わらせなければならないと言いました」と彼女は冗談を言った。

サッカーのアルゼンチン代表ユニフォームを着たフィローラモ氏は、チェックすべきカードがまだたくさんあると語った。

コレクターとしてこれまでで最も興奮した瞬間は、ステッカーのパックの中からアルゼンチン人選手リオネル・メッシの画像を見つけたときだった。

当社の基準: トムソン・ロイターの信頼原則。